■キム・ヨンジャ
ソング・スタイリストが目指すもの




キム・ヨンジャ
第14回キム・ヨンジャ リサイタル2009
東京・中野サンプラザホール 9月19日

ソング・スタイリストが目指すもの

キム・ヨンジャリサイタル2009のタイトルは「ソング・スタイリスト」。
ファションショーのように様々な歌を着こなすヨンジャさんには
確かに“スタイリスト”の呼び名がぴったりくる。
『鹿島小原節』等、民謡の大御所・鎌田英一との共演では華やかに舞い踊り、
『聖者の行進』では “だるま食堂”の3人組がコミカルな演出を披露、
そして中盤『湯情の宿』、『櫻橋』、『天国の門』の3曲では、弦楽器のソリストと一対一、
鬼気迫る独唱と独奏の対決を聴かせるという具合に、
彼女のステージはいつも出し惜しみのない娯楽性と、斬新な音楽的実験が同居している。
目指すものに近づくために、聴き手を楽しませ続け、
歌手として進歩し続けなければならない…。
その決意が終盤、新曲『北のアカシヤ』を披露する前に、自身の言葉として語られた。

「私の故国は韓国、ふるさとは日本。でも、私は日本人にはなれない。
悲しいけど、これだけはどうすることも出来ない。
それでも、少しでも日本の人達の心に近づけるように、
本物の演歌が唄えるように努力したい。皆さんが感動してくれる歌を唄いたい。
歌は私の生命の記録なのですから…」


 

*情報・写真提供「歌の手帖」
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